航空会社の国際線運航再開情報
次第に運航再開されつつある、日本とタイ間の国際線の情報です。空港閉鎖中でも、飛行機ゼロということでもないようで、貨物便な ...
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タイの空港の検疫体制はどうなってる?
タイ国内の空港(スワンナプーム、ドンムアン、プーケット、チェンマイ、チェンライ、ハジャイ)では、国際線・国内線を問わず、到着時はもちちろん出発時にも乗客の検査(体温検査)を行うようになっていて、今までより搭乗に手間がかかります(3月11日の時点)。
タイ航空及び主要LCCの武漢肺炎対応は?
原則は、本来チケット変更(日付や便の変更)など認めていない航空券であっても、手数料無しで日程(及び例外的にルート変更)ができるという特別対応がなされます。本ページでは、主に日本とバンコク間の往復航空券についてみていきます。航空会社によってはバンコク発か日本発かによって、条件が違うこともあるので、再度公式サイトやコールセンターで確認することを強くお勧めします。
航空券(チケット)料金の払い戻しに関しては各社バラバラですが、多くの格安航空券は、これまでの規定通りの払い戻ししかなされません。例外的にJAL、ANA、ピーチやスクートに関しては、新型コロナウィルスの特別対応、いわゆる手数料なしの全額払い戻しが可能です。
払い戻しに関しては、そもそも運航がされなくなった区間については、航空会社を問わず払い戻し対応になりますが、減便や少なからず運航している便(バンコク~日本)に関しては、払い戻し対応はできないというように考えておきましょう。
現状で以下の航空会社で手数料無料になるのは搭乗日(フライト)の変更で、ルート変更は航空会社次第(タイ航空とスクートは対応)です。加えて、払い戻しを例外的に認める航空会社があるという感じになります。払い戻しモドキの対応としては、自社のクレジットに戻すという航空会社(エア・アジアやノックスクート)もあります。現金ではないので、その航空会社にしか通じないポイントみたいなものになります。また有効期限が設けられるのが普通ですので、永遠に有効というクレジットではありません。
尚、状況は刻々と変化していますので、最新情報は航空会社に直接問い合わせてください。
タイ国際航空(Thai Airways International)の場合
ルート変更対応 タイ国際航空はLCCではありませんが、タイに滞在する人ならまずは利用するであろう航空会社であることから、ここから見ていきます。タイでは2020年3月26日から4月30日5月31日まで(延長されました)非常事態宣言で、外国人(外交官やパイロット等を除く)は、入国禁止です。
タイ国際航空(Thai Airways International)は、2020年4月1日~2020年5月31日6月30日(延長されました)まで国内線・国際線の全便が運休になります。国内線は今のところ10月からの再開が検討されています。
国内線を(一部)移管している子会社のタイ・スマイル(Thai Smile)4月7日(火)~4月30日(木)(未定)まで国内線全便を一時運航停止します。
2020年3月25日4月21日 更にタイ国際航空から正式アナウンス(更新)がされたものが以下です。
タイ国際航空(TG)は、新型コロナウィルスの感染拡大、またタイ政府および各国政府による入国規制の影響を受け、日本=バンコク間の運航計画※を変更させていただく事になりました。(政府認可条件)※2020年10月24日までの夏期スケジュール分まで
■日本発 運休(2020年3月26日~
6月1日7月1日まで)
<成田発>
TG641便/TG643便/TG677便※
※TG677便は5月31日6月30日まで運休
<羽田発>
TG661便/TG683便
<関西発>
TG623便※
※TG623便は3月26日は運航
<中部発>
TG645便※
※TG645便は3月28日は運航
※TG645便は5月31日6月30日まで運休■バンコク発 運休(2020年3月25日~
5月31日6月30日まで)
<成田行き>
TG640便/TG642便/TG676便
<羽田行き>
TG660便/TG682便
<関西行き>
TG622便※
<中部行き>
TG644便■日本発 運休(~2020年10月24日まで)
<札幌発>
TG671便
<仙台発>
TG627便
<関西発>
TG673便
<中部発>
TG647便
<福岡発>
TG649便■バンコク発 運休(~2020年10月24日まで)
<札幌行き>
TG670便
<仙台行き>
TG626便
<関西行き>
TG672便
<中部行き>
TG646便<福岡行き>
TG648便
詳細はタイ国際航空の公式ページ「タイ国際航空、運航計画変更のお知らせ」を確認ください。
タイ国際航空が経営破綻、かつてのJAL状態!?
悲しい、なんとも言えないお知らせが入ってきました。タイ国際航空(Thai Airways International)が ...
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予約変更の受付等に関しては、新型コロナウィルス感染拡大が続く限りはまだまた延長される可能性があります。3月5日現在においては、2020年12月15日までとなっています。
3月25日以降、タイ航空ではバンコク~日本発着便のほぼ全便を運休しています。遅延・欠航証明書については、公式サイトの「遅延・欠航証明書PDF」、一時運休・減便については「日本路線を含む一部国際線の一時運休・減便のご案内」、「Flight Adjustments & Reschedule(英語)」に詳細があります。
対象となるチケットは
- 2020年1月28日から2020年4月30日に発券していること
- 2020年1月28日~12月15日の期間の旅程が含まれる航空券(TG217券)
(直行便のTG3桁便、タイスマイル(WE)運航のTG4桁便で運航する全国際路線、タイ国内路線) - 2020年12月15日までに変更依頼が受付けられていること
チケットをお持ちの方は、2020年9月30日12月15日までの日付のチケットに手数料無料で変更することができます(本来は85~120米ドルの手数料必要)。変更依頼の受付も9月30日12月15日です(03/04更新)。経路変更、日付変更によるチケット代金の差額(運賃、空港税、週末サーチャージ、燃油付加運賃などの差額)は支払う必要があります。チケット変更の場合は、現在予約している出発日より前にタイ国際航空か旅行会社に連絡し、変更したい旨を伝えます。
プラチナ・ゴールド アップグレード特典については、使用していない限り「アップグレード権利の差し戻し」ができます。一部使用の場合は、未使用部分(未使用区間)を次回搭乗のアップグレード権利として付与してくれます。気になる有効期限失効済みのものは2020年3月31日12月15日まで延長されます(さらに延長される可能性あり)。
マイル払い戻しに関しては、中国本土路線以外はマイル払い戻しの手数料が必要です。
詳細はタイ国際航空の「新型コロナウィルスに伴う国際航空券の特別対応について」、「THAI Issues Change Fee Waiver on Flights」に書かれています。
連絡先は、タイ国際航空ウェブサイトまたは各支店で購入したチケットの場合は、タイ国際航空の全国(全世界)のセールス・オフィスです。
大半は、特にアップグレード特典やマイル関係の取り扱いについては、日本国内の以下のオフィスかバンコクの本社(ロイヤルオーキッドプラスデスク)で間に合うと思います。
公式ウェブサイトで「予約の管理」でまず確認
タイ国際航空日本地区コールセンター
【ナビダイヤル】 0570-064-015
営業時間:月曜日 - 金曜日 09:00 - 17:00 (土日・祝祭日休)
タイ国際航空本社コンタクトセンター
+66 (02) 356-1111 (英語)
営業時間:24時間(年中無休)
旅行会社でチケットを購入した方は、旅行会社経由で変更依頼が可能です。
ANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)の場合
払戻対応 日系航空会社なので、電話やウェブサイトで最新の情報が簡単に手に入ります。ANA、JAL ともに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響に伴い,3月および4月において,日本・タイ間を含む国際線の運航について,運休等の措置がとられるとのことです。以下、タイに就航する便のみの抜粋です。
両社ともルート変更は認めていませんが、チケット料金の手数料無料の払い戻し対応をしてくれます。
2020年3月19日(木)4月5日(日)(香港を含む中国線は4月20日)搭乗分まで(3月6日更新)
国内線と国際線の全路線の航空券で無料でキャンセル・変更が可能
対象航空券は、
ANAの場合、2020年6月30日(火)までの期間内で、
JALの場合、2020年4月20日(月)までの期間内で、
「1回のみ」搭乗日の変更が可能です。
旅行会社経由でチケットを購入した場合は、旅行会社(コールセンター)経由で可能。
ANAやJALで直接購入した場合(各支店やウェブサイトを含む)は以下の通り。
ANA(ウェブサイトを含むANAで直接購入した)の場合
ANAの場合は「ANAウェブサイト予約確認」から申請します。
キャンセル(払い戻し)をする場合、
旅行開始前であれば発行日から1年+30日以内、
搭乗日が過ぎている場合は旅行開始日から1年+30日以内
に連絡すれば取消手数料無料での全額払い戻しが可能です。
詳細はANA公式ページの「新型コロナウィルスによる肺炎の発生に伴う国際航空券の特別対応について」にあります。
JAL(ウェブサイトを含むJALで直接購入した)の場合
出発前であれば出発前日の23時59分までJALホームページの予約記録からキャンセル料無料で払い戻しが可能です。
搭乗日が過ぎている場合かつ、旅行開始前であれば発行日から1年+30日以内、
搭乗日が過ぎている場合かつ、旅行を開始している場合は旅行開始日から1年+30日以内
に連絡すれば取消手数料無料での全額払い戻しが可能です。
便の変更を希望する場合は、中国路線の場合も含めて2020年4月20日までの期間内に、
JAL国際線の問い合わせ窓口での手続きをすれば、
1回のみ搭乗日の変更が可能です。
詳細はJAL公式ページの「新型コロナウィルス拡大に伴う国際線航空券の取り扱いについて(2020年3月6日更新)」、「ご予約の変更・取り消し、払い戻し」にあります。直接購入された方は、こちらから手続きしてください。
ジェットスター・アジア航空の場合
2020年3月23日~2020年4月15日まで全便を一時運休します。
この運休期間(3月15日~4月20日)のチケットを予約している方は、同額のレジットバウチャー(有効期限:6ヶ月)で返還されます(現金ではありません)。バウチャーを使ってチケットを予約する際は、12カ月以内のフライトに限ります。
詳細は公式サイト「Jetstar Asia to temporarily suspend all services (23 Mar – 15 Apr)」に記載されています。
タイ・エアアジア (Thai AirAsia)の場合
自社クレジット払戻対応タイ・エアアジア(Thai AirAsia)は、2020年3月22日(日)~4月25日(土)まで国際線全便を一時運休します(新型コロナウイルスの感染拡大により、各国政府や保健機関が入国制限を強化したことが主な理由)。
なお、国内線の運航はそのままです。
国内線は2020年4月1日から4月30日までの一時運休になります(再開は5月1日から)。
詳細は公式サイト「AirAsia Newsroom」にあります。
以下のチケットをお持ちの場合は、
- 旅行期間が2020年3月23日~2020年6月30日のもの
- 2020年4月17日以前に予約が完了していること
以下のいずれかの対応を希望できます。
[対応1]運休ですので、現金による全額払い戻し対応が可能です。旅行会社経由でチケットを予約している人は、旅行会社経由で返金対応が可能です。
[対応2]エアアジアのクレジット・アカウントに返還。有効期限は付与から365日です。エアアジアのフライトの予約に利用できます。有効期限間近であっても、クレジットを使用して予約さえしていれば、フライトが有効期限後になっても問題ありません。
[対応3]1回に限って、源搭乗日から180以内の、2020年10月31日までの同ルートのフライトへ無料で、回数無制限に別日程に変更できます(空席があるフライトに限る)。日程変更後のチケット料金が高くなる場合でも、差額は免除されます。
変更することができます。
路線変更(成田便を関空便に変更など)は特別扱いされず、その手数料も無料にはなりません。払い戻しに関しては現金での払い戻しはできませんが、次回利用時のクレジットとして戻すことはできます。クレジットはご予約便の出発日を基準として180日の有効期限があります。
この期間のチケットをすでにお持ちの場合は、2020年10月16日(金)までの同ルートの別の日程のフライトへの変更を1回に限って無料変更できます(パターン1)。もしくは、有効期限365日間のエアアジアBIGのアカウントへの返還ができます(この場合は現金が戻るわけではありません)(パターン2)。
例外的に、今回の運休期間の予約チケットを持っている場合は、現金で予約時に支払った金額全額の払い戻しを受けることができます(パターン3)。
予定が立たないケースでは、とりあえず(パターン3)を選んで様子を見る人が大そうですね。
詳細は公式サイト「タイ・エアアジアX 日本路線の一時運休について」で読むことができます。
エアアジアの対応は洒落ていて、チャットボットAVA(アヴァ)を通じて24時間年中無休で対応可能になっています。日本語で変更手続きができます。図の黄色で囲ったAVAをクリックしてチャットを始めます。現状では込み合っているので、つなげても返答がある程度遅れるようです。公式サイト以外でチケットを購入した方は、購入元のサイトに問い合わせる必要があります。
日本語で話しかけて大丈夫なチャットですので、普通にチャットしましょう。
ソフトバンクの自動応答システムに似た感じのチャットです。
基本的に、細かいことはAIのAVAごときでは不満ですので、エアアジア担当者に接続されるのを待つのが無難です。それでも、一旦はAVAに接続してチャットを始める必要があります。
「COVID-19によるフライト変更」、「フライト変更またはキャンセルを希望」、「フライトを移動、またはクレジットアカウント」、「予約番号(PNR)の入力」を機械的に入力するだけで完了します。
2020年6月30日(火)までの同ルートのフライトへの変更を1回に限り手数料無料で受けてくれます。搭乗予定日の7日前までの変更手続き完了が必要です。
ただし、旅行代理店などを経由して予約を行った方は、旅行代理店に直接問合せた上で変更手続きしてください。
現在、中国本土への発着便の一部はキャンセルになっていて、中国本土および香港とマカオの発着便は全額払い戻しも可能です。当然ですが、武漢発着すべてのフライトは停止中です。
詳細は公式ページの「タイ・エアアジアXの日本・韓国路線ご利用のお客様へのご案内」に記載されています。
公式ウェブサイト:https://support.airasia.com/
ノックスクート (NokScoot)の場合
自社クレジット払戻対応 ルート変更や航空券の払い戻しには通常規定の手数料が必要です。ただし、払い戻しを次回(以降)の搭乗に使えるクレジットとして受けることは可能です。ただし、ノックスクートのクレジットは発行後180日以内という有効期限があります。搭乗日の変更やノックスクートのクレジットでの払い戻しを受ける場合は、現在の発券されている搭乗日の3日前までに、コンタクト・コールセンターにそり旨の連絡を入れる必要があるます。
詳細は英語ですが「Updated Individual (F.I.T.) Booking Policy for flights to/from Japan, China, and Taiwan」にあります。
日本 電話:03-4589-9464(英語は24時間、日本語は09:00~21:00[タイ時間に直すと07:00~19:00])
日本語対応は一時休業中です。
タイ 電話:+66-2-021-0000(英語は24時間、タイ語は09:00~21:00[日本時間に直すと11:00~23:00])
メールアドレス:
Support@Nokscoot.zendesk.com
メール対応は時間がかかりますので、一週間程度の返信待ちになりそうです。
また、英語での電話応対も混み合いすぎて、つながりません。
タイ語での電話応対はまだつながります。
ただし、運休便の方はウェブで返金対応できるようになっていますので、そちらを利用しましょう。
タイ・ライオンエア (Thai Lion Air)の場合
[対応1]運休ですので、以上の便を予約していた方は、現金による全額払い戻し対応が可能です。旅行会社経由でチケットを予約している人は、旅行会社経由で返金対応が可能です。
[対応2]また、すぐに搭乗するという方は、タイ・ライオンエアのクレジット・アカウントに予約金額相当分のクレジットを返還する対応も可能ですが、有効期限があり、旅行日から90日180日以内かつ2020年9月30日になります。
[対応3]1回に限って、2020年9月30日までの日程で、同ルートのフライトへの無料で変更できます(空席があるフライトに限る)。日程変更後のチケット料金が高くなる場合でも、差額は免除されます。
タイ・ライオンエアへの連絡は、メンバー登録の際のEメールやSMS、コールセンター +662 529 9999 にできます。
詳細は公式サイト「Thai Lion Air offers options for affected passengers due to Covid-19 Outbreak Situation」と「Thai Lion Air temporarily suspends flights From Bangkok(Don Mueang) to China and Japan」に掲載されています。
2020年2月29日から2020年3月31日4月30日までに搭乗するチケットで、
対象路線が、
- バンコク~東京(成田)
- バンコク~大阪(関西)
- バンコク~札幌(新千歳)
- バンコク~名古屋(中部)
- バンコク~福岡
- バンコク~シンガポール
の場合は、一回に限り無料で(空席があれば)2020年5月31日7月31日までのチケットに変更ができます(3月2日)。
路線変更と払い戻しに関しては、特別対応はしてくれません。その場合はほぼチケット代金が戻らないキャンセルという扱いになります。
搭乗日変更による運賃の差額については免除されます。
免除されるってすごいですね。例えば、チケットが高くてわざわざ敬遠した日付に変更しても、差額はいただきませんという何とも神的、良心的な対応です。ただし、空席は有り余っているというほどでもないので注意してください。
詳細は英語ですが「Thai Lion Air waives travel change fee in the situation of the covic-19 virus outbreak in Japan and Singapore」と「Thai Lion Air extend to waive travel change fee in the situation of Covic-19 Virus outbreak in Japan, Singapore and Taiwan」にあります。
タイ:(+66)2-529-9999(英語)
info@lionairthai.com
メールでの問い合わせも可能なようですが、返答が大幅に遅れる可能性があります。
ピーチ (Peach)の場合
払戻対応3月末まで、感染地域(那覇)を発着地に含む便を運休しています。
チケットか搭乗日が(2月27日~)3月28日4月23日までのものは、「払い戻し」または「同一区間のPeach便への振替(2020年4月20日まで)」が可能です。払い戻しの場合も、同一区間便への振替の場合も手数料は不要です(無料)。
日系LCCなので、日本語でのチャット(受付時間は 9:00-18:00 年中無休)で問い合わせることができます。
電話の場合は、
日本国内:0570-001-292
日本国外:+81-3-6731-9247
に問い合わせることができます。
詳細は「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部の国際線運航便の運休および減便について」をご覧ください。
スクート(Scoot)の場合
ルート変更対応払戻対応 新型コロナウイルスの対応で、航空券のルート変更かつ払い戻しに対応する稀有な航空会社です。搭乗日の変更が1回まで無料:3月10日~5月15日の期間中に予約する(した)航空券
航空券のルート変更かつ払い戻しに対応の対象となるチケットは
- 2020年1月23日から2020年
3月31日4月30日までに搭乗するチケットを予約している人 - 最近の感染国・準感染国に入国した人
- 入場制限の影響を受けている人
路線はそれほど多くはなく、条件もあいまいさが残りますが、ほぼ全便が対象になると思われます。
対象チケットの方は、新しい旅行日(2020年8月31日までの日付)の搭乗を変更手数料を免除で再予約できます。日付変更による運賃の差額については徴収されます。
また、フライトそのものをキャンセルして支払った金額の全額の払い戻しを受けることもできます。
詳細は英語ですが「Update on COVID-19 outbreak」に書かれています。
問い合わせ先の詳細は公式サイト「お問い合わせは・・・」にあります。
電話の場合は、
日本:03-4589-9464(日本語 09:00~21:00/英語は24時間対応)
タイ:+66-2021-0000(タイ国外から電話する場合)
:+001-800-852-7146(タイ国内から電話する場合)
に問い合わせることができます。
ノックエア (Nok Air)の場合
手数料無料で対応してくれるのは、搭乗日の変更だけです。ルート変更や払い戻しに関しては通常規定が適用されますので、事実上できません。
対象となるチケットは
- 2020年2月21日から2020年3月30日までのチケットを予約している人
- 入場制限の影響を受けている人
対象路線が、
- バンコク~広島
対象路線の方で、新しい旅行日(2020年6月30日までの日付)のチケットに変更ができます。ただし一回限りです。チケット変更は旅行日の7日前までに行うことが必要です。
変更手数利用は無料ですが、日付変更によるチケットの差額は支払う必要があります。
現在も運航を続けている主要航空会社
- 〔国内線〕主要航空会社ではノックエア(Nok Air)
- 〔国内線〕タイ・ベトジェットエア(Thai Vietjet Air) スワンナプーム発着のみ
雑感
新型コロナウイルスの蔓延状況は刻々と変化していますので、最新情報は航空会社に直接問い合わせてください。
手数料は無料でもチケットの差額が必要なケースが大半で、高くなる場合は差額を支払うことになります。安くなる場合は払い戻されるのかどうかは気になるところですが、原則払い戻されません(航空会社による対応の違いあり)。
このような場合は、まず全額の払い戻し(ANAやJAL、ピーチやスクートに限る)を受けたうえで、再度予約を取る方が安く済む場合もありますが、すでに往路便は使用済みのケースなどでは、普通に便変更する方が手軽です。
チケット料金の払い戻しやルート変更は例外的な処置のようで、特にLCC各社はそこまでの対応を嫌う傾向にあります。片方でも対応している会社はそれなりの大手(親会社を含む)ばかりです。航空会社にとって払い戻し対応は極めて懐の痛い対応なはずです。
そもそもLCCで搭乗日の変更を手数利用無料で行うこと自体が、レアな対応ですので、良心的だと思います。ただし、結果的に手数料が無料になっても、変更先の便そのものが高額だったりするケースもあり、安く変更できるという意味には必ずしもならないので注意してください。旅行会社経由でこれらの航空券を購入した場合も、少々条件が異なるので注意しておきましょう。
対応としては、ルート変更も払い戻しもできないとはいえ、LCCでチケットも安いのに、機内食もイケてるタイ・ライオンエアにとても好感を持ちました(ただし、今年の便は高額に感じますが)。スクートの対応も満足のいくものに感じます。
また、このような非常事態が起きたときは日系航空会社のサービスがありがたいように感じます。JALのチケットはそんなに高くはないのですが、払い戻しなどの対応に余計な条件がつかないところは、フラッグシップの貫禄なのか、弱気なのか、どちらにせよ利用者にはありがたい対応です。
どの航空会社も信頼していますが、最終的には必要な日時の便があるかどうかなど、個人の都合もありますので、諸事情を考慮して利用しましょう。
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