ビザ

数ヶ月滞在するためのタイビザを取得する

2019年12月3日

タイ・ビザ

ビザの受け取り

在京領事館の場合、ビザ申請が受け付けられると、その二日後以降に領事館まで出向いてビザを受け取りに行くことになります。遠くから申請に来ている方は、郵送で受け取ることも可能です。郵送の場合は一週間ほど必要な場合があるので、特に理由あったり、都合が悪く無ければ領事館まで出向くのが最善です。

キツネ
郵送で受け取りたい方は、申請時にその旨伝えて、配達料金を支払って伝票を記載します。一週間前後でパスポートが返送されるようです。

ビザの受け取りに予約は不要

ビザは、通常14時から15時の間に領事館に出向いて受け取ります。この時間は、実のところあまり厳密ではありません。13時45分あたりから、ビザ(ビザ入りパスポート)を渡してくれることもあります。ビザ申請の時は時間厳守ですが、受け取りの時は緩いという認識でもいいと思います。
ただし、実際には多くの人が13時30分あたりから列を作って待っているので、時間的には早めに受け取りに行くのが無難です。申請から2日後以降であればいいので、最短で2日後、最長で一ヶ月後になります。一ヶ月放置すると、自動的に着払いの書留で申請人の住所宛に返送されます。

東京以外の領事館でのビザ申請はどうか?

例えば、関西在住の方ならタイ大阪領事館、愛知県在住なら名古屋名誉領事館、福岡県在住なら福岡領事館などを利用することができます。基本的に書類さえしっかりしていれば、ビザはどこでも発行してもらえます。ただし、申請人と審査官の相性問題もあって、東京では問題がなくても、大阪や名古屋では追加書面の提出を求められることもあります。追加書面は、入手するのに時間とお金、または労力が必要なものもありますので、注意してください。
大阪以外の領事館では、ビザ発行までの時間が長くなる傾向にあります。東京に数日出てくることができる人は、東京まで出向くのが手っ取り早いと感じています。数日は無理な方は、パスポートの返送を郵送にすれば、実質1日ほどで手続きは終わります。

ビザを発行するかどうかは、領事館(領事)の権限ですので、たまたま出してくれたり、拒否されたりということは頻繁に起こります。また、関西在住で無いのに、大阪の領事館まで出向いても、原則は受け付けてくれません。誰でも東京以外の領事館を利用できるわけでは無いことも抑えておきましょう。

ビザの有効期限はどうなるか

意外と思い違いしている人が多いので、ビザの有効期限をしっかり抑えておきましょう。例えば、ノーマルの旅行ビザ(ツーリストビザ)の場合3ヶ月の滞在が可能になります。この3ヶ月のカウント開始(起算日)は、入国した日ではありません。ビザを申請した日からカウントが開始されます。在京領事館で申請した場合、最短でも申請から2日後にしかビザを受け取ることができませんので、この時点で2日分消費しています。さらに、申請してから、一ヶ月後の飛行機でタイに入国する場合は、すでにビザの有効期限を一ヶ月消費していることに注意しましょう。つまり、この例だとこのビザで何もしなければタイに滞在できるのは実質2ヶ月になります。
この場合は、タイ国内の移民局で滞在延長許可を受けて(有料)、限定的に延長することができます(3ヶ月フルで滞在したい場合など)。

注意

・ビザの起算日は申請日になる。発行日や入国日では無い。

在京領事館でのビザ取得のまとめ

  • ビザの申請予約(VABO)を必ず事前に行う
  • あらかじめ要求されている書類は完璧にそろえておく
  • 写真をしっかり用意しておく(念のため2枚)
  • 領事館には30分前に到着しておく
  • 領事館内でのスマホ使用を極力避ける
  • 審査官には一切敵対しない(同意もしくは純粋な質問のみ可能)
  • 言葉遣いより、声のトーンと抑揚をつけないように注意
在京領事館までの交通はこちら
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