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タイ滞在、数日の滞在でもビザは必要なの?

2019年11月9日

ビザスタンプ

期間を空けて渡航するか、ビザを取得しておくべきか

数ヶ月の間に、2回以上入国する場合は、その目的に合ったビザを取得しておくのが無難です。ビザ取得時に審査が行われますので、発行されたビザ取得者を入国審査時に拒否するケースは極めてまれです。他国で賄賂を払って取得したビザなどの場合はわかりませんが、在日タイ大使館ではそのようなことはできません。
一方、集中的にタイに渡航しないケースで、数ヶ月おきの渡航であれば、ビザの取得は必須ではありません。前回の出国から3ヶ月以上経過していることを確認しましょう。

ポイント

3~4ヶ月というのは目安です。このような期間が定められているわけではありません。おおよそ、審査官が目安にしている期間です。

結局、ビザを取得しておく方が問題なくてイイ!

短期滞在ながらも、頻繁に入国するバックパッカー、トラベラー、あるいは家族や恋人に会いに行くなど、「頻繁」という要件に当てはまる方は、何らかのビザを取得しておくのがお勧めです。観光ビザなら、有効期限3ヶ月で1万円未満ですので、高いとみるか保険とみるかで、取るに値するかどうか微妙です。

打ち合わせ等で、頻繁に出入国する場合は商用ビザを取得するのがベストですが、個人事業主の場合は書類を揃えるのが難しいこともあり、3ヶ月おきに観光ビザを取得しておくのが無難です。ただし、マルチプルの観光ビザは審査が厳しいため、ビザ有効期間に出入国を繰り返す場合は、一日まるまる使って再入国許可をもらっておくのがお勧めです。

タイでビジネスを行うのに、観光ビザだったりすると、この場合は虚偽記載になり永久追放処分を受けますので、目的に応じたビザを取得しましょう。
カバ

日本人だからというえこひいきは過信すべからず

今から20年以上前のタイは、日本人びいきが横行していて、日本人が特権階級のように扱われたことがあるようですが、現在はそんなものはありません(現政権ではこのようなことは行われていません)。入国拒否されてゴネたからといって、なんとかなるようなことはありません。おそらく、大使館員と密接な関係のある方や、行政庁のトップや代議士と親密な関係の方は特別な取り計らいを期待できる可能性はありますが、疑わしきき罰せずという程度であって、下手人そのものを見逃すという意味ではありません。

現在でも、日本人はタイ人に好かれている方だと思いますが、日本人と深く接するタイ人ほど、日本人の嫌なところも見抜いていますので、必ずしも好意的だと勘違いしないようにしましょう。特に入国審査官は、イヤな日本人もたくさん見ていますので、アマエは通じません。むしろ、全体的にはわずかでも、日本人(日本国籍保持者)がタイで悪さをして評判を貶めているケースがあり、入国審査官が厳しい人だと一切オマケしてもらえないことも肝に銘じておくべきです。

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