タイ語を学んでみようと思った際、「実際に語学スクールに通う」「インターネットで学ぶ」「本で学ぶ」などいくつか思いつきましたが、今風の優先順位で行けば「ネットで学ぶ」が妥当だと思いながらも、まず事始めに「語学スクールに通う」ことを選択しました。
理由はいくつかあります。まず
- どのような人がタイ語を学ぼうとしているか知りたい
- 学習の方向付けには生の距離感と緊張感が不可欠
- 生の教室でネイティブから教わりたい
ビジネス等でタイ語が必要な方は、どの方面の外国人がタイ語を学んでいるのかは重要な情報です。例えば、アジア系でもインド寄りなのか中国寄りなのかで、今後どちら系がタイに投資を増強する、労働者の流入等の可能性を体感できます。「学習の方向付け」というのは、「やる気」とかも含みます。例えば、ある程度の老齢なのにだわって学ぶ人がクラスメイトだったりすると、自然と自身も頑張らねばと思うもので、この心理面的なモチベーションを保ちたいというのが理由です。
「ネイティブ」から教わるというのも、タイにはネイティブがたくさんいるわけで、コンビニでも動物園でもネイティブと会話することは可能ですが、「パクチーは少しにして、でも省かないで」なんて表現をいかにスマートにするかなどは、実際にネイティブから教えてもらった方が早道です。生授業では、多少のシチュエーションは参加者(生徒)側で無理矢理にでも別シチュエーション(自分が必要とする状況)にもって行けますので、その中での表現を質疑応答から学ぶことができます。
生スクールに通うことの方が、現状では(少なくともはじめの一回目だけは)メリットがあると判断しましたので、次は語学スクールの選定に入ります。