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ココナッツコーヒーを試す

ココナッツコーヒーを試す

ココナッツ・コーヒーはご存じでしょうか?

南国に来たらココナッツ・コーヒー

タイで出会う新鮮なココナッツは日本国内では味わえない魅力があります。マドンナやレディ・ガガもわざわざ最高品質のココナッツを食するためにタイを訪れるとか。このココナッツが健康にもいいとかで、タイの昨今の健康ブームと相まって、現地ではこのココナッツと他の飲料を合わせて味わうのが少し前からブームになっています。今回はコーヒーと合わせたココナッツ・コーヒーを紹介します。

タイのココナッツの品質がいいというのはよく言われることですが、南国生まれでない私には品質の違いまで吟味できません。
でも、食べ比べてみると品質が良いのは間違いないように感じます。少なくとも悪くはないですね。

健康ブームに乗っかったココナッツ飲料

ココナッツ

ココナッツは、日本で手に入らないわけではありませんが、鮮度のいいココナッツを日本で入手するのは困難で高価です。タイではとれたてのココナッツが普通にマーケットで売られています。このココナッツ、体積は大きいのですが中身はほぼ透明薄乳白色の液体で。味も水にわずかなサワーテイストを加えた感じです。これをコーヒーにミックスしてココナッツコーヒーを作るわけですね。

ココナッツウォーターはおいしいの?

ココナッツ・ウォーター

ココナッツは身の部分があまりなく、食することができるのは殻の中に貯まった液体がほぼ全てで、触感のある内殻の部分は少しです。
ココナッツは硬い殻の中にココナッツウォーターと呼んでいる液体があるので、それをいただきます。まずは硬い殻を壊さなくてはなりませんが、これが、素人には厳しいのです。
包丁でカットして穴をあけるか、ドリルでストローが入る穴をあける方法がありますが、ドリルは削りクズが内部の液体と混ざって風味を壊しますので、あまり実演しているのを見
たことがありません。
包丁でカットして、中身を吸えるようにするのがやはり定番ですね。

ちなみに、タイではマーケットでココナッツを入手する場合は、ショップの方が殻を割って中味を飲めるようにしてくれることが多いです。

とりあえず、飲んでみます。

その味ですが、濃いめの水という感じですが、薄味付きウォーターと表現したほうがいいかもしれません。水としてマズくはないですが、おいしいのかと言われれば微妙ですね。

日本ではこのココナッツコーヒーは真似できないわ!

ココナッツ・コーヒー
今回はバンコク市内にある Pasticheというカフェで目的のコーヒーをいただきに行きます。ココナッツの大切な成分(中鎖脂肪酸)は熱で変質するので、コーヒーはアイスだけです。ホットはありません。先のココナッツウォーターがアイスコーヒーにミックスされます。
そして、出来上がったのが新鮮なココナッツウォーターと濃いコーヒーを混ぜたココナッツコーヒーです。これが何とも言えない感じで、コーヒーの苦みとコクをココナッツで中和した感じでブルーマウンテン風の味わいにまとまります。無糖なので甘さは感じません。でも、ジュースのような感じで楽しめるんですよ。この感じが出せるのは、新鮮なココナッツを使った場合だけで、ココナッツ粉末などのチートレシピでは出せません。つまり、日本では味わえない現地ならではですね。尚、写真のコーヒーは150バーツ(約678円)でした。少し高く感じますが、少し前から現地で若者の間でプチ・ブームになっています。
タイでしか見かけないオリジナルのココナッツ飲料には、ココナッツ・抹茶とかココナッツ・オレンジなどもあります。どれも新鮮なココナッツ・ウォーターで作ってくれます。すぐ腐るココナッツは鮮度が命ですので、お土産にはまずできません。コーヒーに使うときも、鮮度が落ちたココナッツだと格段に味が劣るのを感じます。だから、旅先で存分に味わうのが正解です。

オマケ

コーヒーはあまり好きじゃないという方にも、ココナッツ抹茶ラテやココナッツ・オレンジラテのようなメニューもあるところが多いです。
今回はすべてテストしたわけではないので、味の方は多くを語らずに置きますが、ココナッツ抹茶ラテでもオレンジ・ラテでも味がココナッツ風味に薄まります。
濃い味のコーヒーや抹茶味を期待する人には良くないのですが、薄味が好みの方はお試しあれ。

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