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タイ・ライオン・エアーに乗ってみる(復路編)

2019年4月20日

タイ・ライオン・エアー復路便(ドンムアン-名古屋)のまとめ

  • 大幅に発着が遅れるのは日常的
  • 有料機内食は上々
  • 搭乗客の層も並々

タイ・ライオン・エアーは知名度はまだ低いですが、かなりお得なエアラインです。空港の発着ゲートが遠く、サービスが有料化されている点などはLCCそのものですが、シートの快適さ、機体の安定度を含め重要なポイントは外していないので、今後利用客が増えると予想されます。あと、発着の遅れも1時間ぐらいは当然に狂う(遅れる方に狂う)のでこの点も気になる方は考慮する必要があります。LCCを利用する搭乗客にトンデモな人がいて、乗務員もまともに注意しないということが日常的に起こりますが、今回はそれもなく、普通に小さな子供が機内を騒がしく動き回る程度で済みました。快眠する予定の方は、密閉式ヘッドホンなどを持ち込むなどの工夫が必要かもしれません。今回の印象だと、現地の家族連れ旅行者が空港料金を抑えるために利用している感じを強く受けました。乗っている人は持ち物(高級スマホや時計)からしてもかなりの層だとだと思うので、低所得者層という感じではなかったので、LCC固有の寂れた感はありませんでした。ただ、一般的なタイ人と比較して立ち振る舞いが雑な人が多かったように感じます。今後何度か、機会を見て搭乗して再検討します。

ゾウ
最近(2015年あたりから)、気になったタイの地元ニュースで、ドンムアン発のLCCに窃盗団の一味が搭乗客として乗り込み、他の搭乗客が機内のトイレなどて席を立ったスキに金品を盗むのだとか。特に客席上部の棚にしまう荷物が狙われるらしく、中身の一部が紛失してしまう事件が起きているようです。LCCではキャビンクルーの顧客監視が緩くなりがちですので、イヤな盲点を突いた犯行だと思います。機内でも荷物の管理には注意しましょう。

LCCに分類される航空会社ですので、あまり高い期待を抱くのは禁物です。特にフライト時間が大幅に遅れたり、便の変更を矯正されたりするようなことは頻繁に起きています。JALやANAならあり得ないようなことでも(日本式サービスならあり得ないことでも)、当然に起きるのが海外LCCの醍醐味ですので、それも含めて楽しむようにしましょう。時間の制約があるビジネスでの利用は検討すべきかと思いますが、それでもヨーロッパのLCCよりはずっとましな感じを受けました。

羽田、成田、関空をよく利用するのですが、中部国際空港はセキュリティがしっかりしている印象を受けました。人員をしっかり割いて安全確保に努めているというか、安心感がありました。特に麻薬犬を数頭走らせて片っ端から荷物確認するのは好感が持てます。これが嫌な人もいるのでしょうが、麻薬犬はお利口でかわいいので、私などはナデナデしたくなります。気になるのは、関空ですが、見えないところでしっかり検査していると信じたいところです。

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