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ナムサイディー

タイ・ライオン・エアーに乗ってみる(往路編)

2019年3月30日


前回、タイ・ライオン・エアーのチケットをネットで予約しました。現在(2019年3月)、名古屋のホテルに滞在しているので、搭乗日は中部国際空港に向かうことになります。名古屋駅からだと1,000円ちょっと電車賃がかかります。時間的に余裕があったので、特別料金が必要なミュースカイのようなものは使わず、普通に特急(7駅ほど途中停車駅あり)で向かいました。この記事はLCCででの旅がはじめての方なら、多少は有益な内容になっています。

タイ・ライオン・エアーの事前準備

必携アイテム

  • パスポート
  • クレジットカード
  • 現金

以上のものさえ、肌身離さず持っていれば何とかなります。

ゾウ
チェックイン時にパスポートがなければ、いかなる理由であっても搭乗できません。搭乗時にもパスポートの提示を求められることが多くなっています。渡航先で、無くしても大使館に駆け込むなどすれば、何とかなりますが時間浪費ははなはだしいです。

早速、予想されたトラブル発生

機内食が提供できなくなったとのお知らせ

搭乗4時間前にチェックインしないと、いろいろトラブルに巻き込まれるという噂を聞いていたので、私は16:55発に対して12時前に空港に到着するようにしました。チェックインしてしまえば、あとはラウンジでゆっくりしようとするつもりでしたが、そう簡単にはいかないのがLCCの面白いところ。チェックインでパスポートと印字済みのチケットを提示すると、「お客さま、ご予約済のガーリックライスのご用意ができなくなりました。」とのお知らせ。

パンダ
「お客さま、ご予約済のガーリックライスのご用意ができなくなりました。」

「どういうことですか、ネットで確実に予約して、その旨印刷したチケットも持ってきています。」
シカ

パンダ
「弊社のウェブサイトの問題で、本来予約できない機内食セットが、ネットからは予約できるようになっていたようです。」

「支払った料金はどうなりますか」
シカ

パンダ
「ドンムアン空港に到着後、航空会社のサービスカウンターにて払い戻し手続きをしてください」

ネットの予約時に機内食を申し込むと、機内食料金が大幅割り引かれるとのことで、成り行きで予約してみただけでした。でも、あらかじめ提供できないことがわかっているなら、すぐにメールで連絡してくれれば文句も少ないわけですが、3週間放置して、チェックインするまで知らせないというのはさすが、顧客目線では対応しないLCCということでしょうか。LCCを利用していながら、この程度のことで文句をグチグチ言うのは素人ですので、気にしないことにします。
今回の問題は払い戻しです。ドンムアン空港のカウンター前は、置き引き、ひったくりなどの犯罪が多発しますのでできる限り立ち寄りたくない場所です。今回は、到着後立ち寄って払い戻し手続きをする羽目になりました。ネットで選べる機内食は、安い割に美味しそうに見えるのでついつい注文してしまいがちですが、提供できない、他のメニューに変更を余儀なくされるなどのトラブルは頻発するようですので、ここのあたりのリスクは織り込んでおくべきでしょう。

手荷物が7kgなので、預け入れ強制

これも予想されたトラブルでした。カメラ機材、カメラレンズなどをバックパックに入れてしまうと7kgぐらいは余裕で超えます。今回は調整したつもりですが、10kgほどになっていて3kgオーバー、運が悪く見逃してもらえなかったので、バックパックの半分量ほどを預け入れることで処理します。5kg以内の場合は、現在は1,100円の追加料金を支払うことになります。

ゾウ
荷物の重量オーバーは見逃してくれることも多いのですが、中部国際空港発のタイ・ライオンは少し厳格な感じを受けます。機内はガラ空きで、預け入れ荷物をする顧客も殆どいないので、上層部から厳しく対応するよう指示があるのかもしれませんね。手荷物の重量オーバーについては、航空会社によっては10kg(あるいはそれ以上)まで大丈夫なところもありますので、事前確認しておきましょう。
急遽、機内持ち込み手荷物の一部を預け入れる場合の対処法

バックパックだけで海外旅行しようとしていたにも関わらず、今回のように手荷物規制などで預け入れざるを得なくなった場合の対処法を紹介します。預け入れるのに耐えることができる鞄や袋をお持ちの方は、それに預け入れるものを詰め込んでカウンターで渡すだけですが、用意していない場合は1,500円~2,500円程度の安物の荷物鞄を、空港内の土産物屋やドラッグストア、コンピになどで入手するのが先決です。安物の一時しのぎの鞄に過ぎないので、耐久性などは期待できませんが、衣服程度なら十分詰め込めます。今回は5kgほどの荷物を詰め込むことになりましたが、本来機内持ち込みするつもりだったパックパックの方をカウンターに預けて、お土産袋の方を機内持ち込みすることにしました。
教訓としては、丈夫で軽いトートバッグを旅行時は携帯するのが吉ということでした。

ゾウ
何でもかんでも預け入れると紛失等のリスクは増えますので、貴重品やカメラレンズのような壊れやすいものは手荷物にします。パソコンの充電器や、ケーブル類は最悪の場合、現地調達も可能ですので預け入れることにしました。なお、バッテリーパックのようなリチウムイオンを使ったものは手荷物でないと通らないこともあるので(大きさによる)、事前に確認しましょう。迷ったら手荷物にしてしまうのがお勧めです。今回は10kgのうち、充電器とケーブル、機内で読もうとしていた紙の本を極厚のバックパックを預け入れて4kg減になりましたので、この程度の重量調整は特別難しいわけでもありません。

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