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ナムサイディー

海外用SIMを契約するのが面倒に感じたので ahamo で行くことにした

私のように、2年以上も在宅ワークがメインになっている人も多いかと予想しますが、そろそろ海外に出向くこともあり得る雰囲気になってきました。

結論を先に述べますが、ahamo を契約することにしました。

海外用のSIMを旅ごとに準備するのが面倒に感じる

現在、国内では格安モバイルが流行中で、いかに安く月額費用を抑えるかが気の回しどころですが、格安トラベラーや私のようなバンコッカーにとっては、最低利用価格よりも、海外滞在中でも必要な時に使える携帯電話(SIMカード)の方が有益です。かといって、利用金額を全額会社が負担してくれるような身分でもない限りは、つまりただの一般トラベラーとしては、利用金額は優しいに越したことはありません。
国内で普段使いのスマホ(SIMカード)でありながら、そのまま海外に持ち出せて格安(あくまでバカ高くない料金という意味)でデータ通信できるものを探し続けています。
ポイントは海外でもそこそこ使えるという点で、バリバリ使える、無制限で使えることを求めているわけではありません。急な用事で(というか旅で)外国に行くような場合、特に海外SIMを契約する時間がないような場合でも、数日なら料金を気にせずに、国内SIMのまま問題なく使えるといい感じです。

パンダ
旅行の準備時間があるなら、普通の日額定額課金のデータ通信を契約するのもいい感じです。ページの最後にまとめておきます(タイ、台湾用)。

以上を踏まえて、私には以下のポイントを踏まえた(SIM)がほしいです。

  • 料金プランがシンプルであること
  • オンラインで手続きが完了できること
  • 海外でSIM交換なしで安く利用できたらいい

上の条件は最低限、満足させてほしいです。もちろん、ほかにもメリットがあるものは大歓迎です。
海外に長く滞在する人(旅行ビザをフルで使う人など)は、料金プランがシンプルであることは重要です。

私に限ったことではないと思いますが、料金プランにいろいろな条件をおり交ぜて、それを満たしたらさらに割引するというタイプ、つまり最大可能な最低価格をメインでアピールするような製品は、わかりにくくて好きではありません。

複数の条件を満たせば、さらに割引などというタイプのサービスは、経験上、必ずしもお得に使えるとは限りません。例えば、海外で楽しんだり、場合によっては苦労したり、災難に出くわして帰国したころには、その複数の条件をまるっきり忘れてしまって、結果的に高い料金を払い続けることもあるからです。また、お得な割引サービスを受けてはいるけれど、滅多に利用しないものを組み込んでいるものは、これまた結果的にコスパが悪くなっていることもあります。

特に家族割などを利用する環境にない人(スマホを複数台持つ人など)には、料金プランがシンプルであることは正義であることを、私のつたない経験ではありますが、主張しておきます。何の条件もなく、初めに提示される月額料金でカタがつく料金プランのタイプが最もわかりやすく、それが財布にやさしければなお理想的です。

ワニ
単身赴任の方なら、家族が国内で特定のサービスを利用するなどというケースがあるので、このような方は、上のような複数条件をみたす割引がお得になることもあります。

不満があれば解約などもオンラインで気兼ねなくできる方が使いやすく、海外滞在中にSIMカードを抜いたり、常時「機内モード」で通信費を抑えまくる工夫も、手間なのであまりしたくありません。海外からでも、SNS程度のメッセージは読める方がいいです。

海外滞在中に気軽に使える格安SIMはあるか

私の場合は、一週間から一か月ばかり海外を旅してくるようなときに「海外用のSIM」や「海外用のWi-Fiルーター」を購入したりレンタルするのは、正直手間に感じていました。台湾旅行の時も空港でルーターをレンタルしたりして使いました(私が利用したのは台湾データ)が、便利ではありますが、毎回のレンタル手続きの作業が面倒です。

かといって、当時使っていた au の携帯端末でつないでしまうと(まだ主要会社の中では安定して安い方ですが)、帰国後のバカ高い通信費が恐ろしいので、ホントの緊急時でしか使う気になりません。

最近は海外でもバスや電車待ちの時間(特に空港)にメールやSNSをチェックするだけでなく、QRコードを読み込んでクーポンを獲得したり、地図を確認したり、友達追加したりする機会が増えました。そこで何とか、国内から持ち出した普段利用のSIMで、月額利用金額内で手軽に海外利用(ローミング)できるSIMがないものかと検討してピックアップしたのが以下の4つです。



ワニ
空港ではWi-Fiがつなげることが多いですが、ホントにネット接続が必要なのは空港を出発してしばらくたってからです。そんなときはSIMカードで携帯電話網につなげる方がやはり安心です。

上の中で料金的に有利なのは「楽天モバイル」です。2GBまではデータ通信0円(2022年7月1日より新料金プラン開始で1GBまで実質最大4ヶ月無料)、それを超過すると1GBあたり500円かかります。税込月額3,278円でデータ通信が無制限というのが、楽天モバイルの最大の売り文句です。ひと手間かけて、専用通話アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、国内通話がかけ放題というのも宣伝されています。

このサービスが高品質なら、文句なしにこれで決まりですが、現在、店舗内や地下などでは繋がりづらい、通信が切れるなど、パートナー回線に切り替わるエリアを移動するときはストレスになります。
私のみならず、楽天モバイルは回線品質において発展途上中ですので、国内のメインとして使うには心もとないです。国内外ともに、必要な時に使えない、大切な通話を切ってしまう可能性がありますので、サブとしての利用を考えます。

会社や所属組織が通信料金を負担してくれるなら、一日当たり2,980円必要ですがソフトバンク系(LINEMO)の海外パケットし放題はお勧めです。個人利用なら、そんなに負担したくありません。au 系は一日当たり、490~980円で海外ローミング可能です。私にはまだ料金が高く感じますので、LINEMOは保留します。

最後にドコモ系の ahamo をチェックです。6月から始まる「ahamo 大盛り」で月額が4,950円と、この時点で予算オーバー、アウトかなと省きかけました。しかし「データ容量100GB」という文言が気になりました(10GBじゃなくて、ホントに100GBなのか確認した)。

ahamo 大盛り」というプランだと、「データ容量100GB」と「国内音声通話5分無料で」月額4,950円固定ということのようです。「データ容量100GB」というのはかなり私の心を揺さぶります。というのも、他社のプランを契約しても、100GBほど出先(国内ホテルなど)で通信すると、月額4,950円程度はすぐに超えるからです。そのため、私の場合はこまめにWi-Fi接続を確認して、月額パケット利用料金をできる限り抑えています。

さらに調べると、ahamoテザリングは追加料金が不要で、「ahamo 大盛り」だとテザリングデータ容量無制限になります。ちなみに、au や SoftBank ではテザリングを使うには申し込みが必要で、かつテザリングデータ容量上限が各社30GBまでという制限があります。

ahamoの気になる海外利用を徹底チェック

ahamoの国内のデータ通信がいくら定額でも、私の場合は海外データ通信が少しでも割安で使える方がありがたいです。そのため、UQモバイルの日額490~980でやむを得ないように感じていましたが、ahamo は海外でも 20GB分のデータ通信が0円のようです。
0円はあり得んだろと思い、直接 ahamo に問い合わせましたが、ホントに海外で20GB分はデータ通信が0円になるとのことです。条件を問い合わせましたが、「特にない、ただし全契約容量分の中から20GB分は海外で使っても課金しないという意味ですよ」とのこと。

要するに、ahamo だと、20GB分のデータ通信は含まれているので、国内で一切データ通信せずに外国に飛び出すような場合、「海外82か国で20GBデータ通信0円」になります。

唯一の、ahamo の注意点は、「ahamo 大盛り(100GB)」でも、海外無料通信分は20GBだということです。「ahamo 大盛り」を契約すると、海外で100GB無料通信と心が躍りましたが、そうではありません。20GBだけです。この点はぬか喜びでしたが、それでも海外で20GB無料通信は大きいです。

(余談)私がahamoに心を動かされた理由

私は今年の4月まで、コロナのおかげでバンコクに足止めを食らっていました。2019年の末に渡航し、数か月で帰国できる予定でしたが、例のものが流行ったおかけで、飛行機は飛ばない、搭乗拒否される、注射してないからと差別されるなど、2年間もえらいトバッチリを受けました。この間、本国日本で契約している au 回線はドブに捨てるように月額料金を支払っていました。

これが、もしahamoだったら、海外でも毎月20GB分はデータ通信できることになります。つまり、私のような住所不定(?)的な生活をしている者でも、ahamoは有効に使えると判断したわけです。

私の場合、この点が一番大きいです。国内通話も5分間は無料になりますが、バンコクに滞在しているときは使いようがありません。でも、日本に到着して空港から電話する(車やホテルの手配)程度なら、5分程度で済みますから追加料金はほぼ不要といえますね。あと、料金プランがシンプルすぎるほどシンプルですので、海外に足止めされたときなどでも、必要な支払金額の算定が容易なだけでなく、どのサービスをやめたら割引率が下がるなどと余計な頭を使わずに済みます。

ahamo海外利用でデータ通信をさらに深堀り

私が ahamo に問い合わせたことで、もうひとつ私的にポイントになるところがありました。
『「ahamo(普通の20GB、2,970円)」プランで契約した場合、日本国内で 5GB 分を利用してから、海外渡航した場合、海外では別枠で 20GB 使えるのか、それとも 15GB(国内ですでに5GB使用しているので、20-5=15GB)しか使えないのか』という点です。その場合の回答は 15GB しか使えないということです。つまり、海外での利用可能上限が 20GB ということです。国内でデータ通信をたっぷり使って、週末に海外で使うという人は 20GB より上のプラン(要するに「ahamo 大盛り(100GB)」)で契約して、海外利用予定分の20GBを開けておく方が安心です。この場合は、国内でのデータ通信料が80GBを超えない限り、渡航後の海外では 20GB のデータ通信が月額料金内(つまり月額ポッキリ)で可能です。

海外では、入国手続きなどの解説動画素材にアクセスすることが多くなるため、自分では通信利用していないつもりでも、予想外に通信量が多くなることが普通にあります。海外データ通信分は、今のところ私の場合20GB分ほどは欲しいです(実際は15GB程度でもなんとかなります)。

気になる楽天モバイルですが、「海外66か国で2GBデータ通信0円、日本への通話0円」ですので、回線品質は不満が出ているようですが、Wi-Fi専用のサブ機としてキープしておく分にはよいと思います。少なくとも、ただのWi-Fi専用機よりかは安心できます。楽天回線エリアに住んでいる方や、行動範囲が楽天エリアの場合は、楽天モバイルのお得感は無視できません。一方、国内通信で不具合が出まくっている場合は、再考していいですね(少なくとも楽天エリアが自分の行動範囲にまで拡大されるのを待つのがいいと思います)。

ahamo 大盛りはホントに得か?

本記事が、私がahamo 大盛りに目を奪われたことから入ってしまったので、大盛りでないノーマルのahamoがよくない印象を受けたらゴメンナサイ。

私の場合ですが、国内で満足に使えるSIMを、余計な出費なしに海外でも使いたいという、一昔前では考えるだけ無駄な願望を満足させたいわけで、海外で20GB使えればよいので、フツーのahamoでも事足ります。ahamoahamo 大盛りと通信容量以外の差がありません。

(でも、現在の私は国内での利用が多いためahamo 大盛りをやります。)

一言で言えば、ahamoに月額1,980円多く出せば、80GB分のデータ通信料が追加されるだけです。つまり1GB分を約25円で購入できるということです。このシンプルな計算ができて、他社サービスと比較しやすいのもahamoの特徴です。

ahamo 大盛りは本当に自分にとって得なのかどうかは、月々のデータ通信料が20GB以上あるかどうかでまず判断しましょう。

20GB以下で余裕で収まる人は、ahamo 大盛りは必要なく、正直、ahamoのメリットは海外データ通信が必要になるかどうかで判断します。必要なければ、他社のもう少し安いプランでも大丈夫です。

一方、20GBを大きく超える人は、一度はahamo 大盛りを検討しておく方がよいと思います。

(参考)ahamo 大盛りとその他の大容量プランの比較

今後、大容量プランが流行ることが予想されますが、ahamo 大盛りよりコスパがよいかどうかを、判断する機会も増えると思います。

ahamo以外のプランは、料金体系がわかりにくく複雑に作られているのですが、性根を入れて調査してみたところ、ahamo 大盛りが有利だと判断しました。

というのも、冒頭に説明したように、料金体系がシンプルでないものは結果的に割高になることが多いと理解しているからです。私の例で言えば、au の「使い放題MAX」は家族割、固定回線セット割などをフルに使えば、使い放題で月額4,928円、これに5分間無料通話サービスをつけると月額5,808円になります。ahamo 大盛りだと、5分間無料通話サービスは標準装備なので、4,950円です。サービスの差は通信容量無制限か100GBですが、使い放題MAXには1日の通信容量制限(値は非公開)、テザリングは30GBという制限があります。つまり、無制限プランとうたっても、実際は制限がないわけではありません
私の場合は、ahamoのように、全体の通信量をまず決めて、 この中で制限せずに使える方がわかりやすいです。なお、auもソフトバンクも、同じような内容でプランを計算してみると、家族割や固定回線契約の割引なしの素の月額が7,238円ほど、割引きかせて4,928~5,808円ですので、ahamo 大盛りより優位というわけではありません。早い話、大差ありません。

家族割がない、カード割がない、固定回線はまとめないというケースでは、割引されませんので、ahamo 大盛りと比べて月額料金が跳ね上がります。

(まとめ)ahamo 大盛りをやることにした

検討の結果、「ahamo 大盛り」 をやってみることにしました。
最低利用期間はないので、特に買い始めることに不安はありません。

私の場合は、スマホはまたバンコクでカメラのシャッター音の鳴らないiPhoneを購入するつもりなので、各携帯電話会社の本体価格割引にはあまり興味がありません。おサイフケータイは別腹ですが、機器にこだわらなければそれは何とでもなります。Neflexパックなどのオプションも、海外滞在中はVPNを通さなければ利用できないことが多いので、興味薄いです。それより、現地でその地域版のNetflexを契約する方が安上がりになります。

ahamo のプランは極端なくらいシンプルで、20GB の次は 100GB の「大盛り」になります。間の 50GB や 80GB はすっ飛ばして、20GB から 100GB ですので、これまたすごいなと思います。こうすることで、シンプル・イズ・ベスト、分類の手間を省くことで顧客の選択ミスや迷いを取り除き、わかりやすくを徹底的に追求した結果だそうです。
アリな構成だとは思いますが、思い切っていますね。大は小を兼ねるので、私の場合は「ahamo 大盛り」で検討です。

「ahamo 大盛り」プランだと、月に4,950円は最低限支払う必要がありますが、私の用途だと、モトが取れそうに思いました。数日検討しましたが、契約することに決めました。100GBも使わないと断言できる人は、「大盛り」にする必要はないと思います。一方で、新幹線のみならず電車で遠出したり、公園やWi-FiのないカフェでのんびりYouTubeやスマホ映画を楽しむ方は、100GB程度は普通に消費します。
月額 4,950円のコスパをどう理解するかですが、私の場合100GBを国内で使うことはお茶の子さいさいで、海外82か国でも追加料金なしの20GB分ローミングができること、業界一と言われる品質の良いドコモ回線が使えるということで納得しました。
夏から年末まで、まどす積極的にバリバリ使います。

本記事で利用したサービス

海外20GBローミング対応な、一番おすすめ!

とにかく月額を抑える、対応エリアなら

タイで無制限のデータ通信をバリバリ使うなら1日590円で切り抜ける

台湾で無制限のデータ通信をバリバリ使うなら1日590円で切り抜ける

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