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ナムサイディー

バンコク市内の商業施設一部閉鎖初日はどんな感じ?

2020年3月23日

タイ政府が新型コロナウイルスの拡散防止のため、バンコクの主要施設の一部閉鎖を通達して1日目(22日の日曜日)です。ソンクラーン(4月13~15日)は延期されることが決定していますが、一部閉鎖は4月12日まで行われます。もちろん、状況次第では延長されることも考えられますが、経済的ダメージを考えると微妙なところです。(閉鎖は22日から12日まで)

近隣の5県(ノンタブリ、ナコンパトム、パトゥムタニ、サムットプラカーン)も閉鎖しているとのことですが、バンコクに比べると緩いようです。実際に、初日にラマ4辺りを徘徊して参りましたので、どういう感じなのかレポートです。

商業施設の何が閉鎖されているのか?

マッサージ店やスケート場、遊園地、ボーリング場、ゲームセンター、インターネットカフェ、ゴルフ場、ゴルフ練習場の閉鎖はやむを得ないにしても、レストランも原則閉鎖です。例外はホテル内のレストランがその宿泊客に食事を提供する場合場合に限って営業できるぐらいです。
タイのバンコクにまで、日本の寒さを逃れてやってきた人にとっては、ひたすらホテルかサービスアパートメントにでも引きこもって、ゲームでもしてろといわんばかりの状態になっています。といっても、何も飲まず買わずというわけにも行かず、近場のテスコ・ロータスにまで買い出しに走ります。

レストランは開いている?


マクドナルドはレストラン扱いですので開いています。しかし、テイクアウト(お持ち帰り)のみの扱いです。
会社が大きいので、対応は早く、早速店内食事用のテーブルは(一時)撤去されていました。

緊急時にも閉鎖せず営業するマクドナルドで、このような感じですので、他の飲食店はもっと静まりかえっています。

SWENSENSも店内で食べることができないので、お持ち帰りのみです。

KFCもお持ち帰りのみと、規則通りの営業です。


個人レベルの飲食店は店を閉めてしまっているところが多いです。

ネイルサロンなどの人と接することを避けられない店も閉じています。
近接の飲食店もお持ち帰りのみの営業(営業していれば)なので、いつもの華やかさ、というか雑踏感はありません。屋台なども同様に営業されていますので、屋台をよく利用する人にはあまり困ることはないかもしれません。

コンビニは今まで通り

コンビニをよく使う人は、あまり変化に気がつかないかもしれません。
コンビニの営業はこれまで通りです。若干持ち帰り用の飲料水(冷やしていないタイプ)が煩雑に置かれ始めたかなという感じです。

いずれにせよ、食料不足や飲食そのものができなくなっているわけではないので、前より窮屈になったかなという感じです。

なぜ、急とも思えるバンコクの商業施設の閉鎖が行われているのか?

日本人が日本のニュースに触れている限り、WHOあたりのパンデミック宣言に反応したのかなと思いがちですが、中身は簡単のようです。タイ滞在者にとっておなじみの、タイの旧正月「ソンクラーン」の祝日(4月13~15日)には、バンコクに出稼ぎに来ている人が各自の地元に帰省します。その際に、バンコクからタイ全域にコロナウイルスが拡散することを防ぎたい狙いです。

ところが、これが裏目に出る可能性も指摘されています。これまでは、ソンクラーンまでしっかり休んで、ソンクラーンを出稼ぎタイ人が田舎に戻ってリラックスして過ごすのがパターンでしたが、今回はソンクラーンが22日にやってたの(前倒し)と同じことだというわけです。レストランやらネイルサロンがのきなみ一時閉店しているのは、従業員が自分の田舎に帰ってしまったからだというのです。ちなみに、バンコク近隣県以外では、このような閉鎖命令は出ていません。バンコクからの潜在的感染者の帰省はミャンマーなどからの出稼ぎ労働者にどう影響を与えるのか、悪い方の懸念がされています。そういった人たちに、正式な検査がなされるまでのタイムラグが気になるところです。

なお、閉鎖命令違反者には1年以下の懲役または10万バーツ以下の罰金、またはその併科ありの扱いですので、抜け駆け的な営業は目立って行われていません。たたし、早速パタヤ(チョンブリは県独自の閉鎖命令が出されている)にある「English Rose bar」が違反してオーナーが逮捕されています(ハブやバー、マッサージの閉鎖は18日から始まっています)。

タイに隣接する各国の入国制限状況(3月23日現在)

  • マレーシア:全土閉鎖(3月18日)
  • ミャンマー:外国人の陸路による入国禁止(3月19日)
  • ラオス:外国人の陸路による入国禁止(3月23日~)
  • カンボジア:外国人の陸路による入国禁止(3月23日~4月5日までを予定)

詳細は在ラオス日本国大使館「タイ側の全ての陸路国境事務所の出入国制」にあります。
タイとラオス、カンボジアの国境沿いの街で生活する人々にはボーダーパス(Border Pass:隣接国境を行き来するための特別パスポート)がありますが、しばらく使えなくなるようです。

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