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ナムサイディー

来週29日から、日中韓からの旅行者が受け入れられるかも

2020年6月24日

タイ COVID-19 感染症対策センター(CCSA) が本日24日の会見にて、来週から一部外国人にタイ入国を許可する方針であると述べました(Dr.タウィーシンの会見)。

一般旅行者のタイ入国については?

一般旅行者は、日本、中国、韓国からの旅行者が対象になるとのことで、日本としては喜ばしいことのようにも思えます。
しかし、タイ経由で汚染国からの日本流入が深刻に懸念されるため、正直、心配事の方が大きいというのが日本の関係者の本心です。

一応報道では、日本はともかく、残りの二国の感染拡大も抑制されているというような理由が述べられましたが、無理矢理こじつけたような感じです。経済的ロスが大きいので、すぐにキャッシュが流れる、旅行客が多いタイとの結びつきの多い国を選んだというのが本音です。

経済を無視すれば、ブータンなどは最も安心な旅行客になりますが、後回しになるようですね。

ビジネス関係者等のタイ入国については?

まずは、ビジネス関係者(投資家を含む労働許可証保持者)、熟練技術者、配偶者がタイ人の外国人、教育関係者(学生を含む)、医療観光客については、14日間の隔離検疫に同意するすることを前提で、かつ人数制限をつけて、タイ国内への入国を認める準備しているのことです。なお、医療目的でタイを訪れる人は、タイ国政府観光庁がタイ健康安全基準(SHA)を認定している医療機関であれば利用することが可能です。

キリン
SHA 取得している医療機関は、実際にはバンコク、プーケット、ハジャイ、チェンマイ、チェンライにある特定の病院のことになります。

14日間の隔離検疫については、免除される可能性についての言及がありましたので、状況いかんによっては元通りになるかもしれません。いずれにせよ、本音は経済が回らなくなってきているというのが本音で、職を失った労働者の置き引きや、ひったくりが増え始めているとのことです。このことは、在タイ日本大使館からも注意喚起が行われています、

入国が緩和されたとしても、依然制限は残り、確実視される第2波の影響によっては、不具合が急激に生じる可能性もあります。経済優先をするとリスクが高まりますが、やむを得ないという判断に傾きそうな感じですね。

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