ノックスクート (NokScoot) のチケットをウェブから購入していたのですが、搭乗日が3月25日でした。ところが、突如、ノックスクートから「フライト・キャンセル(欠航)」のメール連絡が入りました。
本ページが役立ちそうな方は
- ノックスクートで便変更をしたい
- ノックスクートでCOVID-19対応の返金処理したい
ノックスクートからフライト・キャンセル(欠航)の直メールが届く
台風などの天候でフライトがキャンセルになったことは何度か経験していますが、今回のように武感肺炎(COVID-19)が原因でのキャンセルは初めて経験します。
私としては、25日の便に気持ち半分搭乗して帰国する予定にしていたので、突如のキャンセルメールは驚きました(20日朝に届く)。
当初の予約(2月末)では3月24日の関空行きの便にしていたのですが、突如これもノックスクートから「24日の便はキャンセルを決めたから、25日の便に変更したよ、何もアクションを起こさなかったらこれで確定ね!」という内容のメールが届き、LCCだしコロナ流行だしやむを得ないなと諦めていたわけです。
3月頭頃は、今週がヤマ場などいい加減な評論家モドキがガセネタをばらまいていたのですが、私としては流行が拡大するとほぼ直感していたので、24日前後の搭乗は危惧していたのでした。
便が欠航や運休で代替の便の都合が悪いときは、ノックスクートは搭乗の7日前までなら、ノックスクートトラベルバウチャーに返金対応もしくは搭乗日変更に応じるとなっていました。19日のタイ時刻の夕方に、ノックスクートコールセンターに問い合わせを入れたのですが、全く繋がりません。また、繋がっても英語のガイダンスを選ぶと即自動切断されてしまいます。
私的に希望するノックスクートの便変更
返金対応してもらっても、結局なんだかんだ、日本行きの便を入手しなくてはいけないので、便変更を希望です。しかし、今回のケースではノックスクートは日時の変更は無料でできますが、渡航先の変更は差額を支払おうが受け付けてくれません。私としては関空行きの便を変更して、成田行きに変更したいのですが、これが手軽にできません。
また、到着日時の関係でタイ・ライオンエアーの成田便、中部国際空港便への変更でもいいと思っていました。そのタイ・ライオンエアーが4月末まで運休するとのことで、どの便で帰国するか悩むことになっています。
ノックスクートの公式サイトで補償内容を確認!
気になるのは「お持ちの航空券と同等の価値のバウチャー」と記載されている点です。これは、2月28日~4月30日の期間のチケットをすでに入手している人の場合です。便が欠航や運休になっている場合は、この保証内容よりも良い条件での返金を受けることができます。
ノックスクートの返金条件を改めて確認!
上の返金の条件は「運休」になった場合のみの特別条件です。例えば、24日に予約を入れていたけれども、24日運休、25日が再開というようなケースでも、この条件での対応になります。
バウチャーによる補償を選ぶ場合「運休」の場合の補償内容が少々良くなります。チケットの変更の場合は、これまでと同様、渡航先の変更はできません。
成田行きの便を新たに購入することでしか、便変更はできないので、とるべき選択肢は「クレジットカードへの返金」もしくは「トラベルバウチャー」への償還が適当なところです。一番無難なのは「クレジットカードへの返金」なのですが、トラベルバウチャーに戻してもらうと20%増しの償還にしてくれます。360日以内にノックスクートを再度利用することを決めている方は、迷わずこれでしょう。
私の場合は、前回に一度、手数料を支払って便を変更しているのですが、この手数料は還付の対象になっておらず、お布施のようになっています。今回もチケットの代金そのものは一万円程度の気がするのですが、いくら戻ってくるのでしょうか。現金はバウチャーか悩みましたが、バウチャーにします。
バウチャーは、いくつか注意点があります。
- 分割して使用はできない
- バウチャーのクレジットより高い航空券に使う場合は、差額を支払う必要あり
- バウチャーのクレジットより安い航空券に使う場合は、差額は没収される
- 発行から360日の有効期限あり
乱暴にいってしまえば、一発で使い切らなければならないということになります。
現金と比べれば、制限が多いですが、うまく使えば2割増しのお金と同様に使えます。私の場合は、ノックスクートをもう一度使ってみたいという思いも残っていますので、バウチャーにします。悩んだ方は、現金で戻してもらった方が気は楽だと思います。バウチャーは航空券のみならず、預け入れ荷物や機内食のオフション、空港税にも使えます。
バウチャーの注意点とは別に、今後航空会社の倒産に繋がるほどの不況が続くと考えられますので、チケット価格そのものは安くなる可能性があります。その場合、逆にバウチャーは使いにくいものになりますので、この点も注意してください。東京オリンピックは開催しようがしまいが、現状では来訪客はさほど見込まれないので、航空券価格には影響しないと考えています(東京オリンピックは一年ほど延期になるとの発表あり)。
ノックスクートトラベルバウチャーを選んでみる
選べるのは、現金での返金(クレジットカードでの返金処理)もしくはノックスクートトラベルバウチャーのどちらかです。トラベルバウチャーが得のように思えますが、実際のところはまだわかりません。というのも、搭乗したい時期に運航しているかどうか全く見通しがつかないからです。また、運航しているにしても、まだコロナのリスクが残った状態だと、航空券代もさほど高額にはならないはずで、バウチャーの2割増し程度の得はすぐに吹き飛ぶとも考えられます。
確実にノックスクートに乗るという人でないのなら、現金で戻してもらう方がいいと思います。また、旅行代理店経由での返金の場合は、ほぼ現金で戻してくれると思いますので、この点は悩む必要はないですね。
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