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パチャラキティヤパー王女殿下が薨去

本日、2026年6月12日、タイ王室のパチャラキティヤパー王女殿下が薨去されたとの発表がありました。
先月、2026年5月21日以降容体が悪化し、2026年6月11日午後10時50分、バンコクのタイ赤十字社チュラロンコン病院で薨去されました。

パチャラキティヤパー王女殿下はワチラロンコン国王陛下の長女で、2022年から意識不明だとされていました。
王室事務局は詳細を発表していませんが、細切れの発表から、2026年5月21日以降、血液感染症、低血圧、不整脈などの症状がみられ、医師団が継続して治療にあたっていたものの、容体が次第に悪化したとされています。
王女は腹部の感染症と大腸の炎症を併発し、血圧の低下や不整脈に加え、血液凝固の異常といった症状が確認されたとし発表されています。
このことは昨年末からタイ国民がそれとなく知る情報ではありましたが、まさかこのような事態がこんなに早く来るとは思っていませんでした。
王女はまだ47歳でした(1978年12月7日生まれ)。

王女は2022年12月、飼い犬の訓練中に意識に意識を失い、マイコプラズマに感染し、心臓に炎症が起きたことが原因とされています。
なお、虞を承知で申し上げますが、王女が摂取した英国のアストラゼネカ社の例の注射が影響していると医療関係筋(一部)は考えているようです(発表なし)。

王女はかつて、刑事弁護士、検察官もされており、犯罪防止活動や災害被災者の支援に尽力されていましたので、多くのタイ国民は昨年と重なり、また悲しい年になりました。

マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)は真核生物を宿主とする寄生生物のことで、細胞壁をもたず、細胞やゲノムが非常に小さいのが特徴です。
感染すると呼吸器感染症のマイコプラズマ肺炎になります。

日本では一年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。
ふつうは、小児や若い人(14歳以下)の肺炎の原因として、多いものの一つですが、成人の報告もみられます。
重症化することはありますが、上気道炎や気管支炎などの軽症にとどまることも多いです。発熱、のどの痛み、強めの咳などが出現します。痰の少ない乾いた咳になることが多いです。通常はマクロライドという抗菌薬が治療に用いられますが、最近はマクロライドが効きにくい「耐性マイコプラズマ」も増えています。

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